契約書の細部まで読まずに退会して生じるトラブル
特に注意すべきは「成婚料」の支払い条件です。
相談所によっては、交際開始から一定期間内の結婚決定でなければ成婚とみなさない規定があります。
また、退会後に発生する追加費用や、紹介された相手との結婚が成立しなくても「交際中退会」として成婚料が発生するケースもあります。
さらに、退会手続きには通常1〜2ヶ月前の申請が必要で、この期間の会費が発生することも見落としがちです。
退会時には必ず契約書を再確認し、不明点は担当カウンセラーに質問することが大切です。
「もう会わないから」と思っても、後日思わぬ請求が来ることを防ぐためにも、退会条件の確認は丁寧に行いましょう。
パートナーとの将来設計を曖昧にしたまま成婚を急ぐ危険性
しかし、将来設計について十分な話し合いがないまま成婚退会してしまうと、後になって価値観の不一致に気づくことがあります。
特に重要なのは、以下の点です。
- 子どもの有無や教育方針
- 親との同居
- 共働きか専業主婦(夫)か
- 貯蓄や投資に対する考え方
相談所のカウンセラーがいる間に、これらの話題を第三者の視点を交えて整理できる機会を逃してしまうと、結婚後に大きな溝が生じることもあります。
また、相手の家族との関係性や友人関係についても理解を深めておくことが重要です。
成婚退会を急ぐあまり「言いづらいことは後で」と先送りにせず、相談所のサポートを活用しながら、重要な価値観の擦り合わせを行うことが、将来の安定した関係につながります。
「もう一人で大丈夫」という思い込みが招く再入会コスト
そんなとき「もう一人で婚活できる」と思い込んで相談所との関係を完全に断ってしまうと、後に大きなコストを払うことになりかねません。
多くの相談所では退会後一定期間内の再入会には特典や割引制度を設けていますが、その期間を過ぎると初期費用を再度支払う必要があります。
また、せっかく構築した担当カウンセラーとの信頼関係や、自分の婚活傾向の分析データなども失われてしまいます。
退会時には「万が一の場合」を想定して、再入会特典の詳細や有効期限、元のカウンセラーに再度担当してもらえるかなどを確認しておくことが賢明です。
さらに、相談所によっては「卒業生コミュニティ」を運営しているところもあり、こうしたネットワークに参加しておくことで、必要な時にスムーズに婚活再開できる可能性も高まります。
写真や紹介文のデータ返却を忘れて個人情報が残るリスク
結婚相談所には、プロフィール写真や詳細な経歴、年収証明、独身証明書など、非常にセンシティブな個人情報が提出されています。
退会時にこれらのデータの取り扱いについて明確な確認をしないと、情報が予想以上に長期間保管されたり、思わぬ形で利用されたりするリスクがあります。
特に注意したいのは、提携している他の結婚相談所やマッチングサービスとの情報共有です。
「成婚退会後も宣伝目的で写真を使用することがある」といった規約が含まれている場合もあります。
退会時には、提出した書類やデータの返却または削除を明確に依頼し、可能であれば書面で確認を取ることが望ましいでしょう。
また、SNSやブログなどで婚活体験を相談所名とともに公開していた場合は、それらの投稿の取り扱いについても考慮する必要があります。
まとめ
結婚相談所での成婚退会時には、契約書の細部確認を怠らず、特に成婚料の条件や退会手続きの期間を把握しましょう。
また、パートナーとの将来設計について十分な話し合いを持ち、価値観の不一致を早期に発見することが重要です。
万が一に備えて再入会特典や期限も確認し、提出した個人情報の返却や削除についても明確に依頼することで、後悔のない成婚退会が実現します。