週末だけのデートが辛いと感じるのは初めてではありませんが、最近特にその思いが強くなっています。
55歳の時に再会した彼は私の初恋の人で、あの頃の甘酸っぱい思い出がよみがえってきます。
彼と過ごす時間は本当に楽しいのですが、毎回週末だけの短い時間に限られてしまうことがとても苦痛です。
彼が『会いたいけど…』と口にした真意を知りたくて仕方がありません。
私たちの関係は、週末の彼の家でのデートが中心です。
彼は仕事が忙しいと言い訳をし、平日は会うことができません。
最初はそれでも良いと思っていました。
彼との時間を大切にしようと心掛け、彼の家で用意した食事を一緒に楽しんだり、映画を観たりして過ごすうちに、心が満たされていくのを感じました。
しかし、だんだんとその関係の限界に気づいてきました。
彼の気持ちが本当に私に向いているのか、それとも都合の良い存在として扱われているのか分からなくなってきたのです。
彼との会話の中で、未来の話題が出ると、いつも彼は曖昧な返答をします。
『今は仕事が大事なんだ』と言われると、私の心は不安でいっぱいになります。
私には今後の老後の資金や年金のことも考えなければならないという現実があります。
毎月の生活費や将来の医療費を考えると、彼との関係に依存することができません。
友人たちには、私のこの恋愛について話していますが、彼女たちもそれぞれの事情があるため、必ずしも共感してくれるわけではありません。
最近、私は彼に『もう少し頻繁に会えないの?』と直球で聞いてみました。
彼は『それは難しいけれど、週末の時間は大切にしたい』と答えました。
その瞬間、心が冷たくなるのを感じました。
私は、彼にとって特別な存在でないのかもしれないと感じたのです。
彼に会いたい気持ちと、自分の将来に対する漠然とした不安の間で揺れ動いています。
私には、彼との関係を続けるべきか、それとも新しい道を模索すべきかというジレンマがあります。