私は41歳の主婦で、最近の夫の一言に心がざわついています。
今日は疲れたと言われた瞬間、何とも言えない孤独感に包まれました。
夫は仕事が忙しく、毎日遅く帰ってくるので、私も理解しています。
けれども、その言葉が私の心に刺さったのは、ただ単に彼が疲れているからだけではなく、私たちの関係が少しずつ希薄になっているのではないかという不安があったからです。
特に旅行や休暇の計画について考えると、私たちが十数年前に楽しんでいたあの頃には戻れない気がしてなりません。
先週末、私たちの結婚記念日を迎えたのですが、特別なことは何もできず、普段と変わらない日常が流れていきました。
子どもたちの学校行事や、私の母の介護が重なり、私たちの時間はどんどん削られていくばかりです。
いつか家族で行きたかったリゾート地のことを思い出すと、心が沈んでいくのを感じます。
私が抱える葛藤は、子育てと親の介護の両立です。
子どもたちはまだ小学生で、毎日の宿題や習い事に追われ、母としての役割を全うしなければならない一方で、母が病気になってからは介護の負担も増えてきています。
週に何度も実家に足を運び、母の世話をしながら、子どもたちの送り迎えをこなす生活は、本当に心身ともに疲れ果ててしまいます。
私の心のどこかで、自分がどれほど大変な思いをしているのかを誰かに理解してほしいという気持ちが渦巻いているのですが、夫にそれを伝えるのは難しいです。
最近、私の友人たちが次々と旅行計画を立てているのをSNSで見かけるたびに、自分の生活とのギャップに胸が締め付けられます。
彼女たちは子どもを預けて出かけたり、夫と二人きりの時間を楽しんだりしているようですが、私にはその余裕がない。
旅行に行くためには、まずは子どもたちの予定を調整し、さらに母の体調にも気を配らなければなりません。
このままでは夫婦の関係がさらに冷めてしまうのではないかという恐れが日々のストレスを増幅させています。