最近、夫からもっと家のことを考えてほしいと言われたことが、心に引っかかっています。
私は54歳の専業主婦で、子供たちが独立し、家族が少しずつ変わっていく中で、夫との関係も冷え込んでいるのを感じます。
これまで育児中心の生活を送ってきたのに、今さらどうやって夫婦の関係を修復すればいいのか、正直なところ分からなくなっています。
子供たちが高校を卒業し、大学に進学してからは家の中が静かになり、私自身も何をすればいいのか迷っています。
毎日、朝はゆっくり起きて、掃除や洗濯をして、時には友人とランチを楽しむこともありますが、どこか物足りなさを感じています。
夫は仕事が忙しく、帰宅が遅くなることが多いため、二人で過ごす時間も少なくなってしまいました。
最近は、家事をしながらも夫が帰ってくるのを待つだけの日々が続いています。
ある日、夫が帰ったとき、ふとした拍子に最近、家のことをもっと考えてほしいと言われました。
その言葉に、私は胸が締め付けられる思いでした。
育児に全力を尽くしてきた私が、今さら家のことや夫の感情に目を向けなければならないのかと考えると、どうしても不安が募ります。
自分の役割が変わってしまったことに戸惑いを隠せません。
夫は、私が何か新しいことを始めようとしているのではないかと心配しているのかもしれません。
私は趣味や仕事に挑戦する気持ちも少し芽生えてきていたのですが、夫の言葉が私の自信を揺るがします。
周囲の友人たちは、自分の時間を充実させていたり、旅行に行ったりする姿を見て、私も何か始めようと考えていたのですが、この不安がその意欲をも削いでしまいました。
私は、子供たちが帰ってくるのを待つ間、夫とのコミュニケーションをもっと大切にするべきかもしれないと考えています。
毎日、夕食を用意しているけれど、ただの作業としてやっているのではなく、夫と一緒に楽しむ時間を作りたいと思っています。
夫の趣味に興味を持ち、一緒に過ごす時間を増やすことで、少しでも関係が改善されるのではないかと期待しています。