最近、夫が退職してからの生活が大きく変わりました。
彼は毎日家にいるようになり、私たちの生活リズムが全く違ってしまいました。
以前は私が仕事から帰ると、夕食の準備や家事を分担していたのですが、今は彼がリタイアしてから自分のペースで動くようになり、私が帰宅する頃にはすでに夕食ができていることもあります。
そのこと自体はありがたいのですが、どこか気恥ずかしさを感じてしまいます。
夫が定年を迎えたことに、私自身も期待と不安が入り混じった感情を抱えています。
彼はこれまでずっと仕事中心の生活だったため、いきなり家庭に根ざした生活にシフトするのは簡単ではないと思います。
休日に出かけるのが好きだった私たちですが、今は家で過ごすことが多くなり、考え方や価値観が合わない場面も増えてきました。
特に最近、彼が会えないと不安だと言うことが増えました。
私が仕事の関係で遅くなると、その不安が強くなり、何度も電話をかけてきます。
私の気持ちを考えてくれているのは嬉しいのですが、同時に少し息苦しさを感じています。
私の友人たちにこのことを話しても、彼女たちの多くはまだ働いているか、子育てに忙しいため、共感を得るのが難しいです。
私も最近、夫に対してどう接するべきか悩み始めています。
彼がリタイア後、私の仕事に理解を示さないこともあり、私の時間を大切にしたい気持ちと、彼が孤独にならないように支えたい気持ちがぶつかり合っています。
特に、彼が不安を訴えると、私が何かしなければと思ってしまい、ますますプレッシャーを感じるのです。
最近、私は夫とのコミュニケーションを増やしてみることにしました。
仕事から帰るとき、少しでも早く帰れるようにスケジュールを調整したり、週末には一緒に出かけるプランを立てたりしています。
でも、彼が自分のペースを崩すことに抵抗を感じているようで、なかなか思うようには進みません。
私自身も仕事に追われる日々の中で、彼との関係をどう保つかという問題に直面しています。