子育てが一段落し、ふと思うと夫との会話が減り、何となく冷たい空気が流れているように感じます。
夕食の準備をしながら、リビングから聞こえるテレビの音だけが響き、夫はその前に座っています。
私が話しかけても、返事は短く、時には無視されることもあります。
子どもたちが独立してそれぞれの生活を始めた後、私たちの間には何かが抜け落ちてしまったようです。
夫が退職を迎えてから、生活リズムも変わり、そこに私が合わせるのが難しく感じています。
彼は昼間はテレビを見たり、庭の手入れをしたりして過ごし、私は仕事をしながら家のことをこなします。
私たちの生活スタイルはすれ違いがちで、時にはそれがストレスに感じることもあります。
最近、離婚を考えることもあります。
しかし、子どもたちに与える影響がどうなるか、考えると心が痛みます。
彼らが成長していく中で、私たちの関係が悪化することで、何か大切なものを失ってしまうのではないかと不安になります。
私たちが一緒にいた頃の幸せな思い出が、今の冷たい現実と対比され、余計に胸が苦しくなるのです。
最近、友人にこのことを相談してみました。
彼女は夫との関係が良好で、私の気持ちを理解してくれたものの、子どもにとって一番大事なのは家族の雰囲気だよと言われ、逆に悩みが深くなってしまいました。
私の心の中では、子どもたちのためにできる限りの努力をしたいという思いと、私自身の幸せを追求したいという葛藤が渦巻いています。
試しに、一緒に外食に行こうと提案しましたが、夫は今は家でゆっくりしたいと言い、結局行きませんでした。
その一言に、何とも言えない寂しさを感じます。
私自身も、彼に対してどう接すればいいのか、正直なところ分からずにいます。
どこから手をつければいいのか、心の整理もつかず、毎日が過ぎていくのを感じるばかりです。
このままの状態が続いていくのか、未来のことをどう考えればいいのか、悩みは尽きません。