最近、夫が定年を迎えたことをきっかけに、私たちの関係に微妙な変化が訪れています。
夫は、私たちの今後について『一緒にいる意味』を問いかけることが増えてきました。
その言葉には冷たさや不安を感じることもあり、特に家事分担についての不平等感が強く影響しています。
午前中の忙しい時間帯、私が仕事に出かける準備をしている時、夫はソファに座ってテレビを見ていることが多いです。
私が朝ごはんを作り、子どもたちを起こして学校の準備をさせる間、彼は何も手を貸さず、時折今日は何か予定あるの?と聞いてくるのです。
その瞬間、私の胸の内に不満が募り、まるで私一人だけが家庭のことを背負っているように感じます。
最近、友人の離婚や再婚の話を聞くことが多くなり、私の心も揺れ動いています。
友人たちは新しい人生を歩み始めており、その自由さに羨ましさを覚えます。
私も何か変わりたいと願う一方で、家庭を守る責任感に押しつぶされそうです。
夫との会話も減り、何を話していいのかさえ分からない状態が続いています。
そんな中で、友人が新しい出会いを求めるのもいいかもと言った言葉が頭を離れません。
私の内心には葛藤があります。
夫には感謝の気持ちがある一方で、彼の無関心や家事への不参加に対する苛立ちもあります。
このまま夫との距離が開いてしまうのだろうか、私たちの関係は本当にこのままでいいのかと考え込んでしまいます。
そこで、私なりに行動を起こそうと、夫に家事を手伝ってもらうよう何度もお願いしてみましたが、彼は仕事が終わったらやるから待っててと言って、結局何も変わらないままでした。
周囲の友人たちは、私の悩みを理解してくれようとしますが、彼女たちも自分の問題で手一杯で、具体的なアドバイスをもらうことができません。
時折、子どもたちからパパとママはどうして仲良くないの?と聞かれると、私はどう答えていいのか分からず、胸が締め付けられる思いです。