最近、仕事をしながら子どもが泣いている声を聞くと、心がざわつくことが増えました。
私は40歳で、子どもはまだ小さく、夫は職場を定年退職し、自宅で過ごす時間が多くなっています。
毎日、自宅で仕事をする私にとって、子どもの泣き声は気が散るだけでなく、夫との関係にも影を落としています。
子どもが泣くたびに、私のストレスが増し、夫の存在が以前のように頼りに思えなくなってきているのです。
結婚して15年、最初はどんなことも一緒に楽しんでいた二人ですが、最近は会話も減り、どこか冷たい空気が漂っています。
夫が退職してから、家の中にいる時間が長くなり、夫婦の時間が増えると思っていたのですが、逆にお互いの存在が気になるようになりました。
朝起きて子どもを送り出し、仕事を始めると、夫はリビングでテレビを見ていることが多く、私の仕事に理解を示さない様子に少し苛立ちを感じます。
私が忙しい時に子どもが泣いても、夫はあまり手伝おうとしないのです。
私の内心は、子どもが泣いているときに夫が何をしているのかという疑問が浮かびます。
私が一生懸命仕事をしている中で、彼がリラックスしている姿を見るのが辛いです。
もしかしたら、夫も自分の居場所を見失っているのかもしれません。
彼が仕事を辞めてからというもの、家の中での役割が変わったように感じています。
周囲の友人たちは、夫が定年後に家にいることは良いことだと言いますが、私の心には違和感が残ります。
家にいることで彼が変わることを期待していたのに、現実は彼が退屈を感じている様子で、私とのコミュニケーションも減少しているのです。
私自身、子どもに向き合いながら仕事をすることの大変さを理解してほしいと思っています。
私はこの状況を打破しようとして、夫に話しかけることも試みましたが、彼は大丈夫だよと微笑むばかりで、真剣に受け止めてくれない様子が余計に私を不安にさせます。
今のままでは二人の愛が冷めてしまうのではないかと、日々不安が募るばかりです。